#20 人生初のウェディングフォト 『葉山の海編』
こんにちは。
看護師フォトグラファーの水野です!
この海の写真を見てください!!
僕のフォトグラファー活動の中で初めての海での撮影です!
そしてこの日から使い始めた新しいカメラを使っての本気撮影です!笑
フラグシップモデル(プロ仕様のカメラ)という分類に該当するこのカメラ。
「FUJIFILM:X-H2」
今FUJIFILMの中では一番と言っていいほど、いいカメラです!
このカメラの特徴は・・・
「4000万画素」という高精細な画質で写真が撮れるという特徴があります。
あとはFUJIFILMの新しいカメラにしか搭載されていないフィルムシュミレーション
「ノスタルジックネガ」
このフィルムシュミレーションは凄くウェディングにマッチしてて相性がいいので
今回の撮影ではほぼノスタルジックネガで撮影しました。
このカメラでしか撮影できないような写真が撮れたので、そんなこともイメージしながら写真を見てくださると嬉しいです!
そんな気合い入りまくりの僕!!
でも、その分緊張もしている僕!!笑
ご依頼者様の期待に添える写真を絶対に撮らなくてはいけないというプレッシャーは、経験をしてみないとわからないものでした。
でも僕は沢山勉強して、沢山愛犬の写真を撮って練習して、2年間かけて40組以上の方を撮影させてもらって現場での経験も踏んできました。
その2年間の活動を続けてきてこれたことで、今は自分の写真にも少しだけ自信を持つことができるようになってきました。
それでも「全然大丈夫ですよ!」っていう雰囲気を現場では出しながら毎回プレッシャーと緊張感は2年経つ今でもばちばちに感じています。
それでも、今までの経験から絶対気に入ってもらえる写真が撮れると自分を信じて頑張っていますので、これからも是非僕に素敵な思い出に残る写真を撮るお手伝いをさせていただけると励みになります!
前回投稿した「第19回ウェディングフォト:紅葉編」を読んでいない方は是非そちらから読んでいただけると嬉しいです。
こちらには僕の自己紹介も書いてあるので、是非下のリンクから読んでみてください。
それでは本日は「第20回ウェディングフォト『葉山の海編』」をお楽しみください!
※ちなみにこのブログはたくさんの想いを込めすぎて、約1万文字あるのでかなり長いですが、ご了承ください。笑
- 撮影場所
- まずは森戸神社で撮影開始
- 早速、海辺に行って海での撮影
- 撮影でもっとも使いやすい構図「三分割構図」
- ソロ写真を緊張しないで撮る方法
- 一緒に参加してくれたカメラが好きな後輩のお友達
- 写真を撮ったことがない人はいない、でも知識がある人は少ない
- 少しずつ距離を縮めていく撮影へ
- 写真を撮るときは「撮る方向を意識しよう」
- 防波堤に移動して撮影再開
- 抜け出せば一色海岸!「しおさいこみち」
- FUJIFILMで表現する「肌色」とは
- 海辺に行って夕日撮影の望む
- 遂に念願の夕日撮影
- 葉山の海での撮影を終えてみて
- 心に刺さった本「喜ばれる人になりなさい」
- 2023年のフォトグラファー活動について
撮影場所
今回の撮影場所は、2人の思い出の場所・・・
「葉山の海」です。
僕自身、初めて葉山の海に行きましたが、すごく綺麗で素敵な海でした。
まるでプライベートビーチのような雰囲気の場所もあって、撮影には最適な場所です。
何より今回は依頼してくれた2人の思い出の場所だったので、思い出話を聞きながら撮影場所を巡るのがすごく楽しかったです。
今回は2人もすごく楽しみにしてくれていて、葉山撮影の内容も「どこを歩いて、どこで撮ってもらって」っていう1日の撮影プランを組んでくれました!笑
プランまで練ってくれたのは凄く助かりましたし、嬉しかったです!
では、撮影スタート!!!
まずは森戸神社で撮影開始
まずは駐車場の近くにあった森戸神社へ。
でも神社の中での撮影はできなかったので、外側で撮影!
赤い橋が凄く綺麗で、まずはここで撮影。
今回も小物を沢山準備してくれていて、ブーケも準備してくれました。
今回の自分が撮りたかった色味と凄く相性のいい色合いのブーケでした。
こういう橋での撮影も自分としては同じような写真にならないように
構図を変えてみたり、広角で撮ったり、望遠で撮ったり色々なバリエーションを意識して撮影しています。
また新しいカメラを買ったことで、標準域から広角のレンズを付けたカメラと、自分の大好きは望遠のレンズをつけたカメラ、2台ですぐに運用できるようになりました。
今までは適宜レンズを変えていましたが、2台あると便利!
下の写真は望遠レンズで、背景の圧縮効果を使って撮影しています。
圧縮効果については、このブログで細かく説明しているので是非下記のブログも読んでください。
早速、海辺に行って海での撮影
そのまま歩いて海辺へ。
海辺に来ると、海に撮影しにきたなぁー!って感じでテンションが上がりました。
本人たちもここで撮りたかったぁーっていう思いがあったと思います。
でもやはり最初は少し緊張するものです。
ここで僕の出番!!
前回のブログでもお伝えしたように、撮影の序盤はあまりカメラを見ないように撮影することが大切です。
なのでここでは「とりあえず海沿いを歩きながら、懐かしい話してよー!」と伝えました。
そんな時ただ撮影するだけではなく
「どんな思い出があるのー?」とか聞いて、2人とコミュニケーションをとりながら
シャッターを切っていきます。
ふざけた冗談も交えて話していると、2人も少しずつ緊張が取れてきて
こんなふざけた感じの写真も!笑
僕はこの雰囲気の写真がすごく好きです!笑
大人なんで決めた顔は逆に簡単に撮れる分、こういう自然な笑顔の写真は信頼関係がないとなかなか撮れません。こんな瞬間も逃さないようにシャッターを切る事がすごく大切ですね。
2人からは「こんなところも撮ってたんですねー」と笑って言われました。笑
でもそれが実はいい思い出になるんです。
そんなふざけた写真の中にも振り向いた瞬間の素敵な笑顔の2人も撮っておきます!
撮影でもっとも使いやすい構図「三分割構図」
今回はウェディングフォトなので、海を背景にしっかりと表情がわかる写真も撮ります。
こういう背景と被写体を一緒に写すときのコツは
『三分割構図』を意識して撮ります!
三分割構図とは!?という人は、下のブログに書いてあるので、是非読んでみてください。
このブログではそれ以外の構図についても簡単に理解できるようにまとめてありますので、初心者の方でも意識するだけで写真がおしゃれに撮れるコツが書いてあります。
では三分割構図の話に戻ります。
三分割構図は縦でも横でもどちらでも撮ることができます。
横の時は下のような写真。
縦の場合はこんな感じに撮ります。
この写真では砂浜もしっかりと写すことで、誰がみても浜辺を歩いてることがわかりますよね。
あとは少し遠近感が出て普通に撮るよりインパクトがある写真になります。
後ろの建物を入れるかは僕も撮る時に少し悩みました。
被写体に目が行くようにするためには少し背景がごちゃ2️⃣してる感じがするからです。
カメラマンそれぞれの考えがあると思いますが、僕は今回、あえて背景の建物も入れました。
この建物があることできっと2人にとってすぐ「葉山の海」ってわかるからです。
その場所にしかないようなものは、振り返るときのヒントになります。
写真を撮る時って案外沢山のことを考えて撮っているのがイメージ出来たら嬉しいです!
ソロ写真を緊張しないで撮る方法
さぁー撮影にもだいぶ慣れてきたので、少しずつソロ写真も撮っていきましょう!
とは言っても急に1人になると表情も固くなりやすいです。
そんな時は少し「楽しさをプラス」していきます!
今回は旦那さんに協力してもらってこんなふうに手で枠を作ってもらって写真を撮りました。
実はこのぐらいの距離で旦那さんも参加してもらって撮ってもらってます。
これならソロっぽくなくて緊張も少し和らぎますよね。
慣れてきたらこんな素敵なソロ写真もばっちり。
基本的には縦と中の2ショット撮ります。
さー次は旦那さんの番!
案外男性の方がソロ写真って緊張すると思います。
女性は絶対「綺麗ー」とか「可愛いー」って言われて嬉しいじゃないですか!
でも男性はどうでしょうか?
「カッコいいー」って言われるとお世辞にしか聞こえません。笑
僕も撮られる側だったときはそのような気持ちになりました。
だから男性の皆さんに言いたいのは…
この日だけは『自分はカッコいいんだ』と自己暗示をかけましょう!笑
変に恥ずかしがらず、キメ顔しちゃいましょう!
でもそのためには周りの声掛けも大切です。
お嫁さん側は、全力で「カッコいいー!」とか「素敵ー!」って言ってあげましょう。
今回の後輩はきちんと旦那さんのソロ写真の時も声掛けをしてくれていました。
するとこんな素敵な写真が撮れます!
「男は背中で語る」
「広大な海に負けない存在感を」
シルエットなんかも入れると僕は凄くカッコいいと思いそんな写真も撮ってみました。
一緒に参加してくれたカメラが好きな後輩のお友達
そして今回は後輩のお友達の子もきてくれていました。
カメラが好きでどんな風に撮ってるか見たいとのことで参加してくれました。
フィルム写真も好きみたいです。
カメラって僕みたいにプロを目指して頑張ることもできるし
お友達みたいに写真を撮ることが好きでフィルムで楽しんだりすることもできます。
僕は、「誰だってカメラを楽しんでいいんだよ!写真には上手いとか下手とか関係ないんだよ」とたくさんの人に伝えて、カメラの楽しさを知ってほしいです!
写真を撮ったことがない人はいない、でも知識がある人は少ない
写真を今までの人生の中で撮ったことがない人って、おそらく日本にはほとんどいないですよね。
でもその中で、写真を撮る知識がある人ってほとんどいないですよね?
これって凄く勿体無いと僕は思うんです。
ほんの少しカメラの知識を覚えるだけでほとんどの人が写真が上手くなると思います。
僕は誰からも習ったことがなく、完全に独学です。
それでも周りからは素敵な写真と言ってもらえるような写真が撮れるようになりました。
日常の写真を少しでも上手に撮れるようになるともっと2️⃣日常が素敵に見えてくると思います。
2023年は1人でもカメラ好きな人を増やす活動をしていきたいなぁーと思います。
少しずつ距離を縮めていく撮影へ
さぁーソロ写真を撮ったらあとはもう大丈夫!2人の距離感を少しずつ縮めていきます。
海って広いから凄く広角で撮りたくなりますね。本当はもっと広角なレンズが欲しい。笑
望遠好きな僕はやっぱりこういう写真が好きです。笑
写真を撮るときは「撮る方向を意識しよう」
あとは写真を撮るときのコツは、「撮る方向を変える」ことが凄く大切です。
例えばこの写真は上から下に向かって撮っています。
こうする事で背景を海だけにすることができます。
次は少し遠くから、全身が映るような写真を撮ります。
後ろに建物などは入れず空だけしか見えないようにしています。
こちらも全身が見えるように撮っています。
意識する点は「垂直水平」です。
後ろに見える水平線は必ず水平になるようにします。
写真を撮る時は少しだけ意識して
あとからレタッチで水平にすればOKです。
水平垂直は写真を綺麗に見せる一番簡単な方法なので、是非意識してみてください。
防波堤に移動して撮影再開
次は防波堤で撮影。
広い海に向かって続く道のようなイメージで撮影。
後ろの島までしっかり見せる事で『葉山の海』をイメージできるような写真を撮っていきます。
最初の方の写真を見て気づいた人はいるでしょうか??
実は・・・
撮影序盤・・・
天気があんまり良くありませんでした・・・。
空全体の雲の量が多く、空の青々しい雰囲気はなかなか表現出来ていませんでした。
そんな時、少しずつ晴れ間が出てきたのです。
天気も2人の味方をしてくれています。
僕は快晴よりも、この雲の合間から青空が見えるぐらいの空が好きです。
この時は逆光でもあったので、あえて空の光にピントを合わせて被写体である2人をシルエットにしました。
写真を撮る人ならわかると思いますが
太陽をバックに撮る・・・つまり逆光の状態で撮影すると、カメラは空もしくは被写体にピントを合わせようとします。
でも人間の目みたいにどちらも明るく写すことはフラッシュなどを使わない限り難しく、基本的にはどちらかの光にカメラの光が合わせてしまいます。
なので、ここで被写体を明るくしようとすると、空も明るくなってしまい、空は真っ白になってしまいます。
ですが、ここであえて空の光にピントを合わせることで、被写体は全て影になり、黒くなります。
この下のような写真はレタッチの際に黒さをより黒くして、くっきりとシルエットが出るような編集をしています。
するとまるで切り絵をしたように空の中に2人の影が浮き上がったような写真が撮れます。
こういう写真があると、やはりもらった側は普段撮れないような写真なので嬉しい気持ちになってくれると思いますのでおすすめです!!!
今度は2人にピントを合わせて空の広大さを表現!
今回は空も海もすごく青かったので綺麗な青が出るようにレタッチをしました。
下の写真のように空だけではなく、島も一緒に写すことで、より被写体がくっきりして見えてきませんか!?
まるで合成!?なんじゃないかと思うぐらい、綺麗に撮れました!
この写真は、実は凄く色々考えて撮っている写真の中の1つです。
まずは『光の向き』です。
この写真では、2人の顔や服に光と影の2つが入っているのがわかるでしょうか!?
そうすることで表情や服に立体感が出ます。なので、より被写体がくっきり見えますし、2人の表情もしっかり写っていますね。
そしてもう1つこの写真で重要なのは・・・『余白』です。
正直、綺麗な構図と言われている「三分割構図」にすると、被写体はもう少し右に寄せてあげたほうがバランスがいいです。なのでレタッチの時に、どうしようか凄く悩みました。
悩んだ末、僕は被写体の位置をこの位置に決めました。
それは・・・綺麗な青い空と島、葉山という場所の凄く広大で綺麗な景色を写真を見た人にも感じて欲しかったんです。
もし被写体の2人をもう少し右にすると主人公は「2人」になってしまいます。
いや、「2人だけ」になってしまう、という表現の方がいいでしょうか。
そうではなく、『2人と綺麗な空と島と海』を主人公にしたかったんです。
それをうまく表現できたのがこの写真でした。
正面からの写真は2人が主人公です!!笑
「さぁー次の場所へ行こー!」と僕がいうと
防波堤をテクテク歩く2人が凄く可愛く、つい写真を撮ってしまいました。
僕が「よくインスタで見る歩いている風なポーズでー!」というと
あれ手はどうするんだ?!足の向きはどうするんだ!?と悩みに悩んでとった旦那さんはこのポーズはこちら!!!
・・・この無邪気さが僕は好きでしたね。笑
こういう自然というか楽しんでいる写真がすごく僕は好きで。
2人の人間性というか関係性があるからこそ成立する、この笑顔なんだと思います。
抜け出せば一色海岸!「しおさいこみち」
そしてこの道が2人のおすすめの場所。
ここは、神奈川県立近代美術館葉山館と葉山しおさい公園との間にある細い小道・・・
『しおさいこみち』です。
この細道を歩いていくほどに海は大きく見えるようなっていて、ここを抜けると目の前には一色海岸が広がっています。
この一色海岸は、夏になれば大勢の海水浴客で賑わっていますが、今回のように12月ともなればオフシーズンになりますので、静かで穏やかな浜辺でゆっくり過ごすことができます。
のんびりと海を眺めながら散歩をするのには凄く適している場所だと思います。
そんな『しおさいこみち』は実は有名はフォトスポットだそうです。
僕は知りませんでした。笑
でもインスタなどを見ても葉山ではこの道で撮影している人が多くいました。
なので、そんな人気なスポットは外せない!ということでここで撮影。
人がいない瞬間を狙ってシャッターを切ります。
このように奥から光が差し込んでいるところでは・・・
『玉ボケ写真』が狙えます。
上の写真よりも、下の写真の方がキラキラして見えませんか!?
これが玉ボケの効果です。
これは狙って撮らないとなかなか撮れないので、背景に光があって木々の木漏れ日がある場合には、狙っていきましょう!
FUJIFILMで表現する「肌色」とは
ウェディングで重要な写真の1つに『手元の写真』があります。
僕はこのように手元だけの写真の時に意識しているのは
「肌色を肌色として色表現すること」です。
FUJIFILMの最大の特徴は「肌色の綺麗さ」です。
皆さんは人を撮ったときに「肌の色が少し黄色く見えるなぁー!?」とか「赤色っぽく見えるなぁー!?」とか・・・そんな経験はありませんか!?
実は肌色というのは奥が深くて、肌色をしっかり【肌色】って表現するのって結構難しいんです。
でもFUJIFILMの肌色は凄く、綺麗で忠実な色をしています。
やはり男性の方が色がやや濃く、女性の方がやや白い。
肌色というのは、見ただけで性別まで判断できるすごい色なんです。
なので実は皆さんも無意識に注目して見ている色の1つが肌色です。
その色を綺麗に表現しているだけで、人は綺麗な写真だなぁと感じるそうです。
僕もFUJIFILMはかなり肌色がレタッチ前から綺麗なので微調整ぐらいしかしないです。
ここでは指輪を渡すポーズをしてもらいました。
その時にも手元を撮ることで、まるでその場にいるような感覚になります。
奥の光の先には海が広がっています。そんな光が2人を照らしているようなイメージで写真を撮っています。
1つのストーリーになるように、指輪を指にはめて
それを第三者の視点で撮影。
このように写真を撮る時には、その時の流れ・ストーリーをイメージしながら撮ることを意識しています。
そうすることで写真に繋がりが出て、イメージしやすくなります。
海辺に行って夕日撮影の望む
さぁーでは『しおさいこみち』を抜けて、最後は海で夕日を撮りましょう!!
まだ夕日は出ていなかったので、明るいうちに海辺での撮影。
少しずつ背景が赤くなってきたのがわかりますか?!
夕日の予感が・・・!!
少し出てきた夕日の光がドレスを綺麗に輝かせてくれます。
今回の葉山の海での最大の目標は『夕日をバックに撮影すること』でした。
でも夕日が出るかどうかは天気や風などによって変わってくるため、必ずというのはないです。
撮影ももうこの日しかないので夕日が出なかったら諦めるしかありません。
この時もまだ結構雲が多かったので、もしかしたら雲に隠れて夕日が出ない可能性がありました。
なので、夕日が出ない場合も想定して、まずはたくさん持ってきてくれたアイテムを使って撮影します!
スマホのカメラ機能も活用して写真のバリエーションを増やしていきます。
少し日も落ちてきたため、蝋燭を使った写真にもチャレンジ!
2人で見つめ合いながら
色々な思い出話をしていると・・・
なんか夕日出てきそうじゃないですかーー!?!?!?
2人+僕は「キタキタキタキタキタキタ!!!!」と大興奮!
遂に念願の夕日撮影
夕日をバックに撮るよーー!!と声をかけ、ほんの数分しかない時間の中でシャッターを切ります。
そこで今回のウェディング撮影で一番のお気に入り写真が撮れました!
↓
海に写る夕日は綺麗なラインを描き、水平線も凄く綺麗。
色は本当に夕日の独特な色をしていて、感動しました。
レタッチでもある程度、シルエットになるように黒を強く出していますが、ほぼ編集はかけていません。
撮って出しに近いレベルでこの写真が撮れたのは、凄く自分にとって自信になりました。
そのあとは夕日をバックに指輪をはめる写真を撮りました。
この夕日、何度も言いますが本当に出ない可能性もかなりあったんです。
でもこの夕日でどうしても写真が撮りたかった2人の思いをどうしても叶えてあげたいという気持ちがありました。
その願いが叶った瞬間の夕日を見る2人の表情はすごく嬉しそうでした。
夕日での写真は普段の写真と違って、撮れるかどうかは運次第!だと思っています。
それを実現することができたのは、2人の気持ちの強さだと思います。
強く願えば夢は叶う!!
上の写真を、夕日を見ている2人の背中側からシルエットになるように撮ると下のような写真になります。
同じ場所の写真でも撮る方向を変えるだけでこんなにも違う写真になります!
夕日が出てる間、2人はずっと夕日を眺めていました。
それだけこの夕日に賭けていました。
本当に夕日が出てこうやって写真が撮れたことは、僕は奇跡だと思います。
この奇跡の瞬間をこうやって1枚の写真に残せて凄く嬉しかった。
「夕日ありがとうー!ばんざーい!」の瞬間。
この夕日とドレスの組み合わせはもう抜群ですね。
そのあとは砂浜に文字を書いたりしてみました。
実は旦那さんがこの文字を書いてくれました。めちゃくちゃ上手!
最高の瞬間が撮れて凄く満足そうな2人の表情。
最後は夕日をバックに素敵ショット!
そしてこの光る本は僕の持参の物。
凄く海の景色とこの時間帯で撮る写真として、相性バッチリのグッズでした。
これにて撮影は終了!!時間としては、3〜4時間程度撮影をしていました。
寒い中頑張ってくれた2人と、たくさん撮影協力してくれた後輩の友人さんには感謝です。
最後は頑張った4人で記念写真。
葉山の海での撮影を終えてみて
これにて『葉山の海編』は終了となります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
僕がフォトグラファーを目指そうと決めた2年前。
こんな素敵な写真を撮る日が来るとは夢にも思っていませんでした。
趣味でやってたらこの写真は撮れなかったと思います。
プロのフォトグラファーを目指そうと本気で思い
忙しい毎日の中でカメラの勉強をして
最初はお客さんなんていなかったので、恥ずかしい気持ちの中でも頑張ってたくさんの人に声をかけて写真を撮らせてもらって実績を積んできたからこそ、この写真を撮る事ができました。
2023年1月29日、2人は無事に結婚式を迎えることができました。
綺麗な晴天の中、たくさんの人たちが集まってくれて2人の結婚を祝福してくれたそうです。
結婚式では、僕が撮った沢山の写真を使ってくれて、来てくれた人たちからは
「写真すごーい!綺麗!素敵」と感激の声をたくさん頂いたようです。
僕は参列できなかったのですが、式の中では「今回のお写真は、看護師フォトグラファーの水野さんに撮っていただいたものです」と紹介までしてもらったようです。笑
でもそんなふうに誰かの結婚式で「看護師フォトグラファー」として紹介されることがあるなんて、夢にも思っていませんでした。
僕は本当に2年前にフォトグラファーを目指すと決めて活動し始めて良かったなぁと思っています。
お金には変えられない素敵な経験を沢山させていただました。
今まで僕に写真を撮らせていただいた全ての方に感謝を伝えたいと思います。
ありがとうございます!!
心に刺さった本「喜ばれる人になりなさい」
ここで少し話は変わってしまいますが、ふと最近、「いつか寿命があと1年です!」って言われたら何するかなぁーと考えたことがありました。
皆さんもそんなことありませんか!?
歳を重ねていくと、不思議と病気や寿命というものがなんだか以前よりも身近に感じているような気がして僕はたまに考えてしまいます。
その時に、もちろん僕にとっては妻と子供、そして凛句が世界で一番大切なので家族との時間を過ごしたいと思っています。
でもそれと同じぐらい自分の人生があと少しでも、誰かを幸せにできるような写真を撮りたいとも思っています。
今ちょうど読んでいる本があり、それは「喜ばれる人になりなさい」という本です。
この本には母親から子供にたった1つだけ伝えたいことを書いています。
それは・・・「あなたが人から喜ばれる人になること。それがお母さんの夢」
という内容でした。
僕がフォトグラファーを目指したのって
きっと「人に喜ばれる人間になりたいから」なんだなぁと改めて感じました。
自分のためじゃなくて、誰かのため。
僕も我が子である翔瑠が成長していく過程で、この言葉は伝えたいなぁと思います。
頭がよくなくても、運動ができなくても、翔瑠が人から喜ばれる人になること、これは僕の夢にもなりました。
それを見届けるまでは死ねないな。笑
このブログでは僕という人間性も知ってほしいです。
このブログをここまで読んでいただける人なんて数十人しかいないわけで。
でもゼロじゃないわけで。
だからこそ、このブログを読んでくれる大切な人たちには僕の素直な気持ちを知ってほしいです。
2023年のフォトグラファー活動について
2023年1月31日時点
嬉しいことに今年1年のご予約がほぼ全て埋まってしまい、
あと残り3枠となります。
2022年時点からご予約をしていただいたご依頼者様もたくさんいて、本当にありがたい限りです。
今年は子供の小学校入学のタイミングでもあり、慣れるまでは少し一緒の時間も大切にしてあげようと思っているので、撮影件数自体を減らしています。
その中でもご予約してくださった方たちには最高のお写真をお送りできるよう、日々邁進し、もっと②カメラの腕を上げていきたいと思います。
あとは以前のブログでも書きましたが、今年は「カメラを上手く撮れるようになりたい」という人たちに撮り方を教えるような会も開いていきたいなと思っています。
まずは身内からにはなってしまいますが、いつかは初対面の人たちとも集まって写真やカメラをもっと好きになるような企画ができたらなぁと思っています。
2023年も僕は看護師という仕事もフォトグラファーという仕事も全力で頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!!