#18 フォトグラファーを目指してきた2年間の道のり

こんにちは。

看護師フォトグラファーの水野です。

この写真は2年間フォトグラファーを続けてきて良かったなぁと感じた写真です！笑

2022年今年最後のブログということで、今年の活動について振り返ったり今後の活動について書いていきたいと思います‼️

2年前から僕を知ってくださっている人もいれば、ここ最近知ってくださった方もいると思います‼️

なので、まずは僕の自己紹介なども含めてこのブログで改めて書かせていただき、僕が今どんな思いでフォトグラファー活動をしているか、これからどんな活動をしていきたいのか記事にしていきたいと思います✨

年末年始のお暇な時に読んでいただけるとすごく嬉しいです✨

自己紹介

改めまして、看護師をしながらプロのフォトグラファーを目指して活動している「水野」と申します‼️

看護師をしながらフォトグラファーをしている人って全国にどのぐらいいるのでしょうか！？

多忙な仕事の中で更に別のことをやるのは本当に大変なことです。

そんな中でこの2年間フォトグラファーとして活動を続けてこれたことは、僕の人生にとって凄く大きな財産になりました‼️

こうやって看護師とフォトグラファーを並行してできているのは、本職が充実しているのもあると思います！

本職について

僕の現在の本職から簡単に説明します。

現在、僕は本職として看護師として働いています。

患者様に医療・看護を提供する仕事をしており、命の現場で働き続けることにやりがいを感じながら、日々邁進しています。

2020年〜2021年には、更なるスキルアップを目指すために特定行為看護師研修を受けて「特定行為看護師」という資格を修了することができました。

特定行為看護師とは簡単にいうと「専門的な知識や医師にしか出来ない技術を習得して医師を待たずにタイムリーに医療を提供することすることが出来る」という資格です。

現在、日本全国にいる看護師は約115万人いますが、特定行為看護師はその中の約4千人しかいません。

115万人のうちの4千人…どれだけ少ないかイメージ出来るでしょうか！？

現在は少しずつニュースなどでも取り上げられるようになった資格であり、きっとこれから必要とされる資格の1つとなり、一般の方にとっても馴染みのある資格になる日がくると思います。

僕は看護という仕事に誇りを持っているので、その先駆けとなれるような存在を目指しています！

なぜフォトグラファーを目指したのか

こんな資格も取っているので、僕自身も一生看護師という仕事だけをして生きていくと思っていました。そんな中、なぜフォトグラファーを目指したのか。

実は我が子である「翔瑠」の3歳の誕生日に妻の知り合いのフォトグラファーさんに依頼した出張撮影が大きな分岐点になりました。

うちには愛犬の「凛句（リク）」という犬がいます。

「犬は家族の一員」という言葉がよく聞かれると思いますが、我が家も例外ではなく凛句は水野家の中では本当に人間と同じような存在です。

それだけ人間と犬の生活範囲は近く、どんな状況下でも凛句は家族のそばにいてくれます。

なので、家族写真というと凛句を含めてこそだと思っているのですが、現実はなかなか犬と人間を一緒に写真に収める機会は少なく、犬も入れる写真館を探して撮ってもらうことが多かったです。

それも1つの記念になりますのでいいのですが、犬や子供の本来の自然な姿は走ったり遊んだりする姿だよなぁと思い、妻の知り合いのフォトグラファーさんに撮ってもらう時には、「家族＋愛犬」を連れて、秩父の山をみんなで登りながら撮影をしてもらいました。

撮ってもらいながら、こんな山まで登らせちゃって申し訳ないなと思いながらも凄く楽しく、子供の自然な表情を撮っていただきました！

この時から、自分もこうやって人を幸せにできるような仕事が出来たらいいなぁという思いが頭の片隅によぎりました。

そんなこんなで、フォトグラファーという仕事いいなぁという思いを持っていながらも、実際は家族もいるし仕事はやりがいがあり自分に向いている職業だと思っていましたので辞めるつもりもありませんでした。

その後も、写真の知識や技術もない自分がフォトグラファーとして活動していく勇気もなく・・・行動に移せず・・・。

そんな僕の日常は何も変わりませんでした。

そんな時、たまたまYouTubeで「撮って笑って旅をして」（通称：とったび）を見つけました。

ここが自分の人生の大きなターニングポイントだったと思います！

「撮って笑って旅をして」のこんちゃんとあーちゃんの魅力に心惹かれました。

こんちゃんは、自転車で日本一周をしたり、カメラとチェキを持って世界を旅して、世界中の笑顔の写真を撮ってチェキをプレゼントするという旅をしていました。

こんちゃんは旅に出ながらブログを書いたり、旅での様子や写真をまとめた本を出版したりと自分がやってみたいと夢見ていたことを実現させている方でした。

気になる方は是非YouTubeで調べてみてください。本当に素敵な写真を撮っています。

とったびの素敵な写真を見て、自分もやりたいことに挑戦したいと改めて感じ、「他の人には撮れないような写真が撮れるフォトグラファーになる！」と自分の中で決意しました！

当時、30歳を超えたばかりの自分は

まだ不安もありましたが

「何かを始めるのに遅すぎることなんてない！」

という言葉を信じて、自分はやりたいことを仕事にすることを決めました。

妻にこの夢を話す時、本当に緊張したことを今でも覚えています。

「いつ話そう・・・」「否定されたらどうしよう・・・」

そんな悩みを抱え続けること数ヶ月・・・

もう「ここだ！！」というタイミングで自分の夢について話すと、妻はきちんと自分の夢を理解してくれて応援してくれました。

看護師をしながらフォトグラファーの仕事をするということは

やはり休みの日を返上して写真を取りに行くので

家族に迷惑をかけることもありますし、家族の協力・理解がないとできないものです。

それだけ家族に支えられてきたからこそ、2年間こうやって続けることができました！

本当にありがとう！

2020年11月、フォトグラファーとしての活動スタート

2020年11月・・・遂にフォトグラファーとしての活動がスタートしました！

まずは愛犬から撮り始めたのを今でも覚えています。

ここから僕はたくさんの人を撮るぞー！！と決めたはいいものの・・・

こんな無名の僕がどうやれば人から依頼されて、撮らせてくれるんだろう⁇

そんな壁に早速ぶち当たりました。

ここで僕は考えました！

「もうどんな恥をかいてもいいから、人から依頼されるのを待つんじゃなく自分から撮らせてください！って声をかけよう！」と。

まずは仲の良い友人にフォトグラファーを目指すことにしたから写真を撮らせてくださいと連絡を取りました。

ずっと看護師しかしてこなかった僕が急にフォトグラファー⁉︎と友人の中ではなったでしょう。

新しい趣味を見つけたのかな？と思ったでしょう。

でも僕は、趣味でカメラを始めたつもりはありません。

そんな簡単な気持ちで始めたわけではありません。

僕の最終的なゴールは

『自分の目に映る人に最高の笑顔の幸せな写真を送る事』です！

フォトグラファーだけでめちゃくちゃお金を稼ぎたいとか

有名人になりたいとか

そんなことではなく、

「その人にとって生涯大切になるような写真を送りたい‼️」

このことだけが自分の芯の部分にありました。

この目標は確かに趣味で写真が上手いぐらいでも出来るのかもしれないです。

でも写真ってそんな簡単じゃないことをこの2年で痛い程経験しました。

世界に山ほどいるフォトグラファーがいる中で、その人達に撮れない、自分しか撮れないような写真を撮るというのは、趣味のレベルでは到底できないことでした。

なので僕は毎回言っていますが

「プロを目指して活動しています‼️」

今はまだ趣味と思われてもしょうがないかもしれないけど

それでも僕のスタンスはプロを目指すフォトグラファーになること‼️を目標にしています！

そんな僕の決意を語って、話を戻します。笑

フォトグラファー始めた頃に撮らせていただいた友人や職場の先輩、後輩。

本当に今でも感謝しています。

あの頃の経験がなければ今の自分はいません。

そこから撮らせていただいた方の友人、家族、知り合いなどに紹介してもらい、

少しずつ輪が広がっていきました。

2年間の撮影実績

僕はフォトグラファーを目指した時から年間の目標を立てていました！

最初の1年間の目標は

『月1件の撮影をして年間12組の撮影をする』

にしました。

この目標、簡単そうに見えますよね。

本当にこの時期が一番大変でした。

無名の僕に依頼なんか来ないんです。

友人に声をかけても月に1件撮影することがこれほど難しいことなのかぁと挫折を味わいました。

それでも何とか1年間活動し続けて

結果は…11組の撮影を行うことができました。

目標にはあと少し届かなかったものの、後半からは少しずつ撮影のご依頼を受けることが増えてきました！

これは僕が撮ってきた写真が少しずつ認められてきたからだと実感しました。

2年目の年、つまり2022年ですね！

ここでの目標は

『月2件の撮影をして年間24組撮影する』

にしました。

この目標以上の成果を出すためにMAX月4件の撮影までお受けするようにしました。

結果は…32組の撮影を行うことができ、目標を大きく達成することができました！

2年間フォトグラファーとして活動してきて、合計40組以上の撮影をさせていただきました！

これは2年前の自分からは想像もしていなかったことです！

この2年間で撮った方々の写真は僕のフォトグラファーホームページの『Gallery』に入っています。

ここは僕が今までにお送りした沢山の笑顔の写真が集まっています。

僕のフォトグラファーとしての実績みたいなものなので、お暇な時に見てあげてください！

2023年の活動

2023年の目標

2022年は後半から予約が沢山入り、9月頃の時点で12月まではご予約が埋まってしまいました。

2023年もありがたいことにご予約をいただき2023年5月まではご予約が埋まっています！

どうしても今年は子供の小学校入学があり、卒園、入学などイベントも多かったり、子供も慣れない環境にいくので少し子供との時間も作ってあげたいので少し撮影件数を制限しています。

なので6月以降に誕生日や七五三、クリスマスなど撮ってほしいタイミングがありましたら、早めのご予約をお願い致します！

2023年の目標は

去年よりは撮影件数を制限しているのもあるので、撮影件数という目標ではなく、

『カメラの勉強をして更なる知識、技術向上を目指す』

『カメラ好きな人に写真の魅力・技術を伝える活動をする』

を目標にしようかなと思います！

職場でもカメラ好きな人がいるので、その方にカメラの撮り方、楽しさを教えてあげたり、フォトウォークというカメラを持って撮影するような企画も考えています！

自分もフォトグラファーとしてカメラをやらなかったらこんなに写真が上手くなってないと思います。

やはり実際の撮影現場は毎回違う環境で、天気や光の出方、季節など、様々な状況下で最善の写真を撮るには・・・

「場数を重ねること！」

これに限ると思います。

経験を積み続けることが一番上手くなるコツだと思います！

なので、「カメラが好き📸」で止まってるいる人達に更にステップアップ出来るように、写真を撮りながら一緒にカメラの楽しさを共有出来るといいなぁと思っています‼️

また今ある知識や技術だけでは、まだまだ技量不足な点があることがわかっていますので、更にスキルアップできるよう、もっともっとカメラや写真について貪欲に勉強していこうかなと思います。

出会いと別れ

この時期、そしてこれからの季節は、「出会いと別れ」の時期になります。

僕も今それを経験しています。

もちろん寂しい気持ちもありますが、離れていく人たちからは

「子供が産まれたら絶対に写真撮ってくださいね」

「ウェディングフォトが凄く素敵だったので、私の結婚式の時も水野さんに絶対前撮りを撮ってほしいです」

などと声をかけてくれました。

社交辞令もあるかもしれないけど、僕はこれから新しい人生に旅立っていく人達と、写真という形でまだ再会できる奇跡を信じたいと思います！

お互いが更に人として成長したときに、その人たちの幸せな笑顔を写真としてプレゼントできるように、僕はもっともっと写真が上手にならないといけないと思いました。

こんな言葉をかけてもらえたのは、僕がフォトグラファーをしていなかったら絶対に言われなかった言葉です。

だから凄く嬉しい言葉でした。

別れって絶対に一生会えないわけじゃなく、成長した姿がまた見れると僕はポジティブに捉えています！

その時、僕も必ず成長した姿をその人たちに見せたいので、僕はこれからも自分の好きなことを続けていけるように、看護師という仕事もフォトグラファーという仕事も両立し続けていきたいと思います！！

おわりに

ここまで読んでいただけた方は何人いるのでしょうか？！笑

他人の目標とか、何してるかとかどうでもいいよ！と思う方はここまで読んでいないでしょう。

ここまで読んで頂けた方は、本当に素敵な方だと勝手に思っています。笑

2022年、僕にとってすごく成長できた1年間でした。

2023年も僕は夢に向かって走り抜けていきます！！

2023年、撮影でお会いできる全ての方に素敵な写真をお送りできるように、僕はこれからも頑張っていきます。

皆様にとって素敵な1年になりますように。

来年度もこんな僕をよろしくお願い致します。

それでは良いお年を！